『法人ガソリンカード』とは?導入メリットと脱炭素への活用方法

投稿日: 2025年3月6日

『法人ガソリンカード』とは?導入メリットと脱炭素への活用方法

本記事は、車両管理担当向けに、『法人ガソリンカード』の概要をご紹介します。記事の最後には、「営業車の脱炭素」に焦点を当てた手軽な具体策もご紹介します。

そろそろ人事異動の季節ですね。本記事をお読みの方で、来期から車両管理の担当部署に着任される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

近年、特にAfterコロナにおいて、車両管理の最適化に取り組む企業が増えてきております。一方で、これから担当される方にとっては業務領域が広く、何から手を付けたらよいか分からないと感じているのではないでしょうか。

そこで本記事では、車両管理について調べている方向けに、最初に手を付けやすい具体策として『法人ガソリンカード』について取り上げます。また、車両管理と切っても切り離せない「脱炭素」の対策として、『カーボンニュートラル給油カード』についてもご紹介します。

1. はじめに:車両管理の重要度が高まっている背景

コロナ禍と資材価格の高騰が企業に与えた影響は計り知れません。これにより、コスト削減のプレッシャーは一段と強まり、経営効率の追求が不可欠となっています。

加えて、ROE革命やスチュワードシップコードの改定が進む中で、投資家の目は厳しくなり、企業は効率的な経営と透明性を求められています。特に、車両事故は企業にとって深刻なリスクをもたらし、経営の安定性を揺るがす事態を引き起こしかねません。

こうした状況を背景に、車両管理の重要度は高まり、車両管理担当者は単なる業務の遂行以上の使命が課されています。

【参考URL】

経済産業省「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト(伊藤レポート)

スチュワードシップコードとは?|マネーフォワード

 2. 現代の車両管理担当者に求められていること

このような背景から、現代の車両管理担当者の使命は、従来とは大きく変化しています。

以前は、主に車両の維持管理や運行計画の作成といった業務が中心でしたが、現在ではその役割が経営戦略に直結する重要な位置を占めるようになっています。コスト削減とリスク管理が企業全体の課題となる中で、車両管理担当者は、単なる「管理者」にとどまらず、企業の利益を守るための「リスクマネージャー」としての役割を果たさなければならなくなっています。

例えば、事故のリスクを最小限に抑えるための安全対策や、効率的な車両運行による燃費改善など、車両管理は企業の経営効率を向上させる重要な手段となっています。また、環境意識の高まりとともに、環境負荷の低減にも寄与する役割が求められています。

このように、車両管理担当者の使命は、単なる運営管理にとどまらず、企業全体の持続可能な成長に貢献することにシフトしています。

 3. 法人ガソリンカードとは?車両管理を効率化するための第一歩

車両管理担当者への期待が高まる中、『法人ガソリンカード』は、車両管理の最適化で最初に手を付けやすい、かつ効果的な施策の一つです。このカードは、従業員が給油を行う際に使用する専用カードで、社有車の給油を一元的に管理できます。具体的には以下のメリットがあります。

3-1. 価格統一化

法人ガソリンカードを利用することで、給油価格が統一され、管理業務が簡素化されます。価格のばらつきを排除し、経営者や管理者がコストを一元管理できるため、効率的な運用が可能です。

3-2. コストメリット

法人ガソリンカードの利用により、ガソリン購入量が集約され、ボリュームディスカウントが適用される場合があります。これにより、企業全体のガソリン費用を削減することができます。

3-3. 支払いの簡素化

現金精算に比べ、法人ガソリンカードは即時決済が可能で、支払い手続きが簡便になります。これにより、精算作業や経理業務の負担が大幅に軽減され、業務効率が向上します。

3-4. データ化

法人ガソリンカードによって、すべての給油データがデジタル化され、簡単に分析可能になります。これにより、燃費の改善や運行コストの削減に向けた具体的なデータに基づいた施策を実行できます。

3-5. 不正給油の防止

法人ガソリンカードを使用することで、給油履歴がリアルタイムで記録され、従業員による不正給油を抑制します。これにより、不正使用を未然に防ぎ、企業の経費管理の透明性を高めることができます。

法人ガソリンカードの導入には大きな手間もかからず、簡単に導入できる点が魅力です。こうした利点により、法人ガソリンカードは車両管理の効率化とコスト削減の第一歩として、多くの企業に導入されています。

4. 車両管理は脱炭素も求められる

近年では、脱炭素の取り組みを求められる車両管理担当者が増えており、弊社へのご相談件数も増加傾向にあります。

そこで、弊社は2024年2月に『カーボンニュートラル給油カード』サービスをリリースしました。これは、通常のガソリンカードに「カーボンオフセット機能」を付加したもので、車両が使用するガソリンや軽油から排出されるCO2を、カーボンクレジットで相殺することで実質ゼロにするサービスです。

カーボンオフセットおよびカーボンクレジットについては、以下の記事で紹介しています。

『カーボンクレジットとは?種類別の活用法を解説』

日本企業のカーボンクレジット活用事例|効果的なPRパターンを解説

【2025年最新】カーボンクレジットの価格・相場は?今後の予測とコストを抑えた導入法

※カーボンオフセットに関する弊社ウェビナーのアーカイブ動画も併せてご覧ください。 ウェビナー 一覧

カーボンニュートラル給油カードは、車両管理者の以下のお悩みにこたえるサービスとして開発しました。
・脱炭素は進めたいが追加コストは抑えたい
・車を減らすと現場の業務効率に悪影響が出る
・効果検証に時間と労力がかかる

カーボンニュートラル給油カードについてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、よければご覧ください。

5. まとめ

車両管理は、経営を支える重要な要素です。車両管理を担当する方は、幅広い業務領域の中で、まずは手軽に取り組める法人ガソリンカードについての理解を深めてみてはいかがでしょうか。

また、車両管理の脱炭素に関心がある方は、手軽に始められる『カーボンニュートラル給油カード』について、検討して頂けたら幸いです。


Webサイトより詳しく解説しています。

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