投稿日: 2025年2月25日
1. カーボンクレジット市場の今:現在の価格と取引状況
現在、国内外でカーボンクレジットの取引が活発化しています。
国内のJ-クレジットの取引高は2025年1月には約73万t-CO2となっています。

出典:東京証券取引所
カーボンクレジットは、発行している機関や創出されるプロジェクトの種別も様々です。
また、取引価格は1トンあたり数千円から数万円まで幅広い範囲で動いています。
2025年2月20日現在、国内のカーボンクレジットであるJ-クレジットの価格は以下の通りです。
出典:J-クレジット事務局、東京証券取引所
市場は企業の環境対策として注目されており、取引所や政府機関から発表される情報が市場動向を左右しています。各企業はコストと温室効果ガス削減目標のバランスを考えた取引を行っています。
カーボンクレジットの種類についてはこちらからご覧ください。
【参考URL】
2. カーボンクレジットの価格変動要因を4つ紹介
カーボンクレジットの価格は、様々な要因で変動します。
その中でも影響が大きいと思われる4つをご紹介いたします。
2-1. 政策の変化
例えば、2005年に発効した京都議定書により、温室効果ガスの排出削減目標が設定され、排出権取引制度が導入されました。
特に、発展途上国におけるクリーン開発メカニズム(CDM)と呼ばれるクレジットの供給が増加し、価格は一時的に低下しました。
2-2. 規制の変更
温対法や省エネ法など、温室効果ガスの排出が関連する規制の変更により、J-クレジットの需要が増加し、価格が上昇したとみられる動きがあります。
2-3. 需給バランス
上記の政策の変化や規制の変更後、温室効果ガス排出削減目標の達成年前などには、需要が増加し、需給バランスのひっ迫により価格が上昇することが予測されます。
また、アメリカのパリ協定離脱など、国際的な温暖化対策に対する不確実性が増す事象では、カーボンクレジットの需要に対する懸念から価格が低下する影響があります。
2-4. 企業の温室効果ガス目標の変化
企業がコミットメントする温室効果ガスの排出削減目標を変更した際に需要が変化し価格が上下する可能性があります。
特に、近年カーボンクレジットの活用を宣言する企業も増えてきており、価格に影響を与えると予想されます。
カーボンクレジットは流通量・供給量ともにまだ成熟したとは言えず、適宜市場動向を把握することが重要です。

出典:東京証券取引所

出典:J-クレジット制度について(データ集)2024年10月「credit_002.pdf」
3. 予算感別カーボンクレジット導入事例
企業の規模や予算に応じた導入事例が多数あります。大手企業は長期的な視点で大規模な取引を行い、安定した価格で調達を行います。一方、中小企業は段階的に導入を推進し、コストを抑えています。成功事例を通じて、自社の戦略に合わせた導入方法を見つけることができます。
3-1. 大規模事例:カーボンニュートラル配送の宅急便 | ヤマト運輸
ヤマト運輸株式会社では、自社の3つの配送サービスから排出される温室効果ガスの削減に取り組んでいます。
さらに、カーボンオフセットすることでカーボンニュートラルを達成しています。
世界で初めてISO14068-1:2023に準拠したカーボンニュートラリティ検証を受けております。
3-2. 大規模事例:カーボンオフセット都市ガス ー未来のための、今日のガス。❘東京ガス
東京ガス株式会社では、自社が販売する都市ガスで、一部の顧客向けに提供するガスに、燃焼までに排出される温室効果ガスと同等のカーボンオフセットを行うサービスを提供しています。
3-3. 中規模事例:「北海道の森を元気にしよう!」共同キャンペーン|カーボン・オフセット宣言
サッポロビール株式会社と生活協同組合コープさっぽろによる商品の購入に合わせ北海道の森林クレジットへ投資を行うキャンペーンです。
3-4. 小規模事例:旅行カーボン・オフセットキャンペーン|J-クレジット制度
楽天エナジーでは、楽天トラベルと連携し宿泊するお客様が排出するCO2をオフセットするキャンペーンを実施しました。
3-5. 小規模事例:もりまも商品「温泉へ入って森を守ろうキャンペーン」|カーボン・オフセット宣言
株式会社かみかついっきゅうでは、運営する『月の宿』入浴者が支払う代金の一部をカーボン・オフセットに寄付するキャンペーンを実施しました。
4. カーボンクレジット調達の3つの方法とポイント
カーボンクレジットの導入にあたっては、コストと効果のバランスが非常に重要です。企業は投資対効果を考慮し、費用を抑えるための効率的な手法を模索しています。複数の導入方法があるため、最適なプランを選ぶことが成功の鍵となります。
4-1. 自社で選定・調達・オフセットをする方法
自社でカーボンクレジットを取り扱う体制やルールを構築する必要があり、金銭的コスト以外にも人材・業務コストが発生します。
4-2. 調達・オフセットを委託する方法
調達、オフセットなどの業務コストは外部委託できますが、カーボンクレジットに関する知見を内部で醸成する必要があります。
4-3. オフセット付サービスを購入する
カーボンクレジットに関する知見も外部に委託することができます。その分、支払う金銭的コストは相対的に高くなる可能性があります。
5. 注目のサービス:カーボンニュートラル給油カードでコスト管理を簡単に
注目すべきサービスは、「カーボンニュートラル給油カード」です。このカードは法人向けの給油カードです。給油した燃料のライフサイクル全体の温室効果ガスと同量のカーボンクレジットが自動的に購入され、オフセットまで実行されます。手軽にカーボンニュートラルを実現できます。複雑な手続きを省き、安定的なコスト管理が可能です。
6. まとめ:自社に合ったカーボンクレジット導入の第一歩
本記事では、カーボンクレジットの市場動向と、価格の変動要因について解説しました。導入事例を通じて、自社の予算感に合った最適な導入方法を見つけることが可能です。コストを抑えながらも、scope1の温室効果ガス排出量と同等の温室効果ガス削減取組をするためには、「カーボンニュートラル給油カード」のような手軽に導入できるサービスが有効です。
まずは無料で情報を問い合わせ、具体的な導入プランを検討することから始めてみてください。自社に最適なカーボンクレジット導入の第一歩として、ぜひご検討ください。
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