投稿日: 2024年10月15日

近年、地球温暖化対策として「カーボンニュートラル」という言葉をよく耳にするようになりました。
将来に向けてカーボンニュートラル宣言したり、 カーボンニュートラル関連サービスを展開する企業も多くみられます。今回は、最近流行りのカーボンニュートラルのいろはについて解説します。
1. カーボンニュートラルとはどういう状態?
「カーボンニュートラル」とは、経済活動や生活の中で排出される温室効果ガスの排出量を全体として実質ゼロにすることを意味します。
すなわち、排出されるCO2と同等量のCO2を吸収・削減して相殺されている状態です。
この考え方は、持続可能な未来を築くための重要な要素とされています。

2015年パリ協定採択に伴い、日本政府も世界の共通目標と足並みをそろえるため、
2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、カーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。
2. カーボンニュートラル宣言をしている企業の具体例
政府だけでなく、日本企業も続々とカーボンニュートラルを宣言しています。
トヨタ自動車株式会社
2050年までに新車販売におけるカーボンニュートラルを目指し、ハイブリッド車やEV、燃料電池車の開発に取り組んでいます。製造過程でのCO₂排出削減も推進しています。
トヨタ自動車株式会社公式サイト『サステナビリティ方針』
パナソニックホールディングス株式会社
パナソニックは2030年までに自社のCO₂排出をゼロにし、2050年までにサプライチェーン全体でのカーボンニュートラルを目指しています。
パナソニック ホールディングス株式会社Panasonic Green Impact 『私たちの取り組み カーボンニュートラル』
富士通株式会社
富士通は2030年までにスコープ1、2(直接・間接的な事業活動に起因する温室効果ガス排出)のカーボンニュートラルを達成し、2050年までにはスコープ3(サプライチェーン全体)の削減も目指しています。
富士通株式会社『富士通グループ環境ビジョンFujitsu Climate and Energy Vision』
3. 企業がカーボンニュートラルを目指すメリット
企業がカーボンニュートラルを目指す際のメリットを3点あげてみましました。
競争力の確保
現在、大企業を中心に環境に配慮したサプライチェーンを選好する傾向があり、
持続可能なビジネスモデルを掲げる企業が評価されやすくなっています。
なお、この潮流は徐々に大企業と直接取引をしていない下請け企業にも影響を及ぼすことが予想され、
早期の対応進めることで同業他社より一歩有利になる可能性が考えられます。
企業イメージの向上
環境問題への関心が高まる中で、消費者やステークホルダーは、
持続可能なビジネスを展開する企業に対して好感を抱きやすくなっています。
これにより、ブランド価値の向上や新しい顧客層の獲得が期待できるかもしれません。
資金調達の優位性
ESG(環境・社会・ガバナンス)に対する関心の高まりとともに、投資家は環境に配慮した企業への投資を強化しています。
企業がカーボンニュートラルを目指すことで、ESG投資の対象となりやすくなり、資金調達の面で有利に働くことが考えられます。
4. カーボンニュートラル達成のための具体的な手段
環境負荷の低いエネルギーの導入
風力、太陽光、バイオマスなどのクリーンエネルギーを積極的に利用することで、CO2排出量を削減できます。
自社の工場やオフィスで太陽光発電を導入する企業も増えています。
(参考:伊藤忠エネクス リニューアブルディーゼル、GTL燃料、太陽光発電システム導入)
エネルギー効率の改善
省エネ技術や設備の導入により、エネルギー消費量を削減することが可能です。例えば、LED照明の採用や、高効率の空調システム、自動化技術を導入することで、エネルギーの使用を最適化できます。
(参考:伊藤忠エネクス エネルギーサービス事業)
カーボンオフセット
排出量削減が困難な場合、企業はカーボンクレジットを購入することでCO2を相殺することができます。
また、カーボンニュートラル商品・サービスを利用する事でもカーボンニュートラルに貢献できます。
(参考:伊藤忠エネクス カーボンニュートラル給油カード)
5. カーボンニュートラル商品・サービス事例
ここではカーボンニュートラル/オフセット〇〇と謳うサービスを集めてみました。
カーボンオフセット都市ガス – 東京ガス株式会社
東京ガスは、都市ガスの使用に伴うCO2排出をカーボンオフセットするサービスを提供しています。
森林保全等により創出されたボランタリークレジットを充てこむことでCO2排出を相殺する取り組みです。
東京ガス株式会社『未来のための、今日のガス。カーボンオフセット都市ガス』
カーボンニュートラル給油カード – 伊藤忠エネクス
伊藤忠エネクスは、給油カードを通じて排出されるCO2と同等分のボランタリークレジットを充てこんで、実質カーボンオフセットを行うサービスを提供しています。
通常の燃料代に加えてカーボンニュートラル付加費をオンする形で簡単に始められます。
伊藤忠エネクス株式会社『カーボンニュートラル給油カード』
出光カーボンオフセットfuel ICOF – 出光エナジーソリューションズ株式会社
排出者のCO2排出量に相当するクレジットを付与し、CO2削減ニーズに応える高付加価値な燃料油を提供するサービスです。温対法の報告に対応するプランや、ユーザニーズに応じたオフセット効果が選べます。
出光エナジーソリューションズ株式会社 ソリューション情報サイト『出光カーボンオフセットfuel「ICOFアイコフ」』
6. まとめ
いかがだったでしょうか。
カーボンニュートラルへの取り組みは、企業と社会双方にとって重要な課題です。
企業や個人がそれぞれにカーボンニュートラルを達成するための努力をすることで、持続可能な未来を築くことができるでしょう。以上の情報を参考に、カーボンニュートラルを目指す一歩を踏み出してみてください。
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